茨城県は袋田の滝に近い、「上小川キャンプ村やなせ」に
一泊二日でいってきた。
久慈川の川辺にあり、カヌーの基地としても使われている。
この日は私だけのようで、予約の箱には一枚しかなかった。
料金¥2000を払って石のない草地に、ジョンの遊びのお相手をしながら
のんびりと設営した。
さて、飯も済んだし焚き火でもするかで、えーっ大事件!
焚き火台を忘れた(ガクッ)。もしかしてと思いながら管理等へ。
これでよければ、ということでありがたくお借りしたのがこれ。
しかし、焚き火台より足元が温かく、火の持ちも良い。
こちらで良かったんだと、忘れて悔んだことなど、それこそすっかり忘れてしまった。
月も無く、街路灯も無い暗く寒い夜に、好物の甘酒をテントの中で造っていると
テントをたたく音がする。
雨かなと思ったが、パチパチという音ははてなと思いながら外に出てみると
雪が舞い始めたのだ。時計は七時半。
やがて雪が、テントをザザザーと滑り落ちる。その度、寝ているジョンが頭を持ち上げる。
ついには、自分の寝床を放棄して、私の足元にぴたーっと張り付いた。
どうやら、このザザザーって音が怖いらしい。私はジョンを見ながら大笑いした。
翌朝には、静止してる全てのものに、雪が積もっていた。
初雪に運よくキャンプができて良かった!
そういえば昨日、管理人さんが雪が降ってきましたが大丈夫ですか?
なんて聞きに来た。御心配ありがとうございます、だいじょうぶです。
と、答えたが、内心ヤッター!と喜んでいたもんだ。
この川が久慈川、上流に日本三大名瀑の袋田の滝がある。
カヌーのカリスマ野田さんも、ここでカヌー教室を開いたそうだ。
ここで、寝具の話。
シュラフの肩口のドローコードをどんなに締め付けても冷気がはいる。
軽いダウンのベストかジャケットを着込むと、寝返りも楽にできるし
冷気も防げる。フイット型のシュラフだとそうもいかないでしょうけど。
シュラフも衣類の一部と考えれば、レイヤーとしての着こなしが大事になる。
シュラフだけに防寒を任せるというのは、アウターだけで済ませるという
ようなことと同じことだと思う。
私も、いろいろと着合わせを勉強していこうと思っています。